芽吹く - 植物
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日向 亮司

Author:日向 亮司
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芽吹く

芽吹くものあり成長の兆しあり



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日経新聞の「ミチクサ先生」の連載が2月20日を以って終了した。158回目での中断であり、最後に「今回で休載します」と書かれていた。初回から楽しく読んでいただけに残念である。伊集院静さんの病状が快方に向かうことを願うばかりである。本文は漱石先生が松山の学校から熊本へ転勤するところで終わっている。「学問であろうが、芸術であろうが、人一倍苦労せねば出来るものではない」と卒業生に向かって言葉を送っている。120年以上も前の言葉が胸に沁みる。

ちょうどその日、社内でトヨタ式の研修会の中間発表が行われた。発表が終わり最後に私の挨拶の順番が回ってきた。
「たくさんの中小企業がありますが、大きく2つに分けることが出来ます。成長している会社と成長していない会社です。当社はどちらに入るでしょうか。先日、隣の会社の〇〇部長が私にこう言ってきました。「ナカゴメさんは凄い。これだけの設備投資をしてやり方を変え、大きく会社を成長させている」と。部長は当社がこの場所に進出した昭和57年からずっと横で見てきた人です。確かにここ10数年で15億円の投資をしてやり方を変えてきました。しかし傍からは成長するように見られていても、私にはこの会社が成長しているようには見えません。なぜか。それは成長する会社のイメージと今の会社の実情が大きく乖離しているからです。私の思う成長している会社とは、様々な問題に従業員が自ら気付き、取組み、解決している会社のことです。今のナカゴメは毎日の仕事をただ淡々とこなしているだけの会社にしか見えません。問題がたくさんあるにも拘らずその問題に気付かず、また気付いても取り組もうともせず、同じやり方を延々と続けている会社です。これでは駄目だなぁと思い、今回トヨタ式の指導をお願いしました。
会社の中には様々な問題があります。運搬のムダ、動作のムダ、手待ちのムダ、不良を作るムダなどトヨタでいう「7つのムダ」などは最たるものです。そこに気付いて、考えて、話し合って、真剣に取り組んでいるでしょうか。不良を作ってもただ手直しをして済ませるだけ。なぜ不良が起こったかを考えず、再発の対策にも取り組んでいない。何の問題意識もなく目の前の仕事を淡々とこなしているだけでは会社は変わっていきません。問題に気付き、それに向かって従業員が本気で取り組んでいる会社を私は成長する会社と考えます。そうありたいと願っています。今回、トヨタ式の指導を受けて8人のメンバーが勉強してくれています。しかし、折角勉強したことも職場の全員が理解し、参加して行かなければ一時的なことで終わってしまいます。
会社を取り巻く環境は大きく変化しています。会社が変わり、成長していかなければ存在することさえ厳しくなる時代です。全員がそのことに気付き、本気で取り組むことが大切です。8人がやろうとしていることを理解し協力して会社のレベルを上げて行こうではありませんか。成長していく会社に変わって行くことを期待しています」
                                 (令和2年作)
(注)写真は画家福山小夜氏による「ミチクサ先生」最終回の挿絵である。




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