黴の宿 - 植物
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日向 亮司

Author:日向 亮司
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黴の宿

さもあらばあれ寝るだけの黴の宿



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8時を回った。浦臼の宿に向かわなければならない。9時までは到着してくれと言われている。レンタカーを飛ばして15分ほど掛かった。娘は母を実家まで届けなければならないので、そのまま車を走らせて歌志内へ向かった。カウンターで女性が待っていた。
私「日向といいますが……」
女性「はい、聞いてます。4名様ですよね。まずこちらに名前と住所の記入をお願いします。『さくらの間』になります。こちらが鍵です。お風呂は9時までとなります。タオルは部屋に置いていますので忘れないで持っていってください。翌朝の食事は7時から8時です。これが朝食券です」
妻「すみません。もう一人、あとから来るんですけど……9時を回ってしまうと思うんですが」
女性「玄関の鍵は9時になったら締めることになってます。それ以降に来る時はお客様が内鍵を開けてやってください。手で回ります。開けたら必ず締めてください」
妻「お風呂は入らせてもらいたいんですけど」
女性「9時になりましたら電気を消すことになっています。宿泊代は5000円になります」
私「5000円?全部で5000円ですか?一人5000円じゃなくて……」
女性「さっき連絡もらってますので、全部で5000円で大丈夫です」
私「ヘ~、そうなんだ」
鍵を受け取って「さくらの間」に入った。布団が敷いてある(写真)。
「ワ~!」
「セメ~!」
「サイアク……」
9時10分に到着した娘は風呂にも入れず憤然としている。
                                 (令和元年作)




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