夏の海 - 地理
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日向 亮司

Author:日向 亮司
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夏の海

離れ行く壱岐しづかなる夏の海



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早くも最終日である。「気~付けち、お帰りまっせ~!お~きにな!」の横断幕に送られてホテルを後にした。バスは私が早朝歩いてきた道を途中まで進み、左に折れた。「鬼の足跡」の見学である。ガイドさんが語る鬼にまつわる話などを聞きながら、対馬経由で渡ってくる中国人や朝鮮人を受け入れてきた壱岐の人たちの苦労を考えていた。
<鬼も退治したくなるよなぁ>
「鬼の足跡」の後は「左京鼻」である。これまた海に突き出した絶壁や岩の見学である。そのために島の最西端から最東端へ移動するのだから忙しい。といっても直線距離14kmである。30分そこいらで到達する。バスの中でガイドさんは福山雅治の話をし始めた。壱岐の宣伝プロモーションビデオに登場したらしい。「壱岐、福山雅治で検索してください」とアピールしている。撮影にまつわるエピソードを紹介するのだがとても熱が入っている。
「人気があるだけにスタッフ数名とお忍びで来島し、極秘で撮影したようです」
「もし来ることが事前に分かったら空港から何から行く先々で大パニックですからね」
「一緒に写っている島民も前触れなしに現われたのでビックリしたそうです」
「そりゃ、いきなり福山雅治が目の前に現われたら私だって驚きますわぁ」
「小嶋神社は潮が引いた時に歩いて渡れますが、その時はたまたま満潮で渡れなかったそうです。それを見て男性が手漕ぎ船を出してくれたんですが、福山雅治と一緒に船に乗れるなんてラッキーですよねぇ。私だったとしたら、とても二人では乗れませ~ん」
<彼女が熱烈な福山ファンであることだけは間違いない>と思いながら延々と続く撮影話を聞いていた。
話に出た「小嶋神社」はコースに入っておらず遠くに眺めながら通過しただけである。
すぐ隣にあった「はらほげ地蔵」にお参りした(写真)。満潮時には身体が浸かるというのだから見てみたいと思ったが、満潮時に来たとしたらまた干潮時の様子を見たいと思うのだろうから我がままな話である。酒蔵「壱岐の蔵酒造」を見学し「岳ノ辻展望台」へと回り、最後の昼食を摂り12時50分に印通寺港に到着した。1時20分の出船である。あっという間の2泊3日の旅だった。一緒に回った11組のご夫婦の特徴も大体分かってきたところである。「似たもの夫婦」とはよく言ったもので、このご主人にしてこの奥様という風に納得できる組み合わせになっていることを発見する。我々もそう見られているのかも知れない。「邪馬台国の秘密」を読み終えて「歳時記」を開いている私と暇さえあれば文庫本を読んでいる妻。
「あの夫婦はいつ見ても何か読んでるよねぇ」
声が聞こえて来そうな気がする(笑)。
                                 (令和元年作)




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