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帰省

帰省して母の小庭にまづは出ん



豁契convert_20180709185005



歌志内市は北海道の中央部に位置する。
「歌志内って、どのあたりですか?」と聞かれると「札幌と旭川のちょうど中間あたり。滝川市のすぐそば」と答えることにしている。滝川を知っている人は「ああ……」ということになり、知らない人でもおおよその場所は分かってくれる。歌志内といえば「日本一人口の少ない市」として有名であるが、それは私が歌志内出身だから思うことであり、そうでない人には「日本一人口が少ない市」であることにどれほどの意味があるだろうか。
「市って、5万人以上の人口があってなれるんだよね」とは知識のある人なら分かることだが、3,362人(平成30年6月現在)の歌志内市がなぜまだ市でいられるかを知っている人はあまりいない。町や村が市になる時のことは地方自治法で決められているそうだが、市が町や村に降格する時の法律がないのである。すなわち歌志内市が市であり続けようとする限りは人口がこれ以上減ったとしても市でいられるのである。平成の大合併の時には隣の滝川市あたりと一緒になる話もあったようだが、財政赤字を抱えた歌志内と一緒になるメリットがあるとも思えず実現しなかったようである。
昔、炭鉱で栄え、戦後間もない昭和23年には4万6000人の人口を記録した。昭和40年代に入り石炭産業の不振から閉山が相次ぎ、町は過疎化の一途を辿った。私の通った小学校も中学校も今はない。人口減少と共に65才以上の割合が49.9%となり高齢化が進んでいる。ズリ山も緑に覆われ、山ばかりなる歌志内市である。
昔は母もよく一人で横浜に遊びに来たものだが、89才ともなればそう簡単には出掛けて来られるものではない。今回は家族で遊びに行くことにした。
「歌志内にじっとしていてもしょうがないのでお母さんをどこかに連れてってあげましょうよ」と妻に言われ、娘がすかさず「賛成!」と畳みかけ、私に反対する理由もない。「どこにしようか?」と言われても私には層雲峡、神居古潭くらいしか思い浮かばないので二人でいろいろ当たってくれることになった。その結果、1日目は歌志内にいて、2日目が富良野、3日目をトマムとすることになった。
「トマム?それ、どこ?」
                                 (平成30年作)




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