紙魚 - 動物
background movie

紙魚

満州の山河を渉る紙魚ひとつ



IMG_3994_convert_20170730141032.jpg



最近、倫理法人会の集まりで講話をすることが多くなった。先日も横須賀で話をしてきた。30名ほどの集まりだったが、まずまずの話だったと思う。その中に顔馴染みの田中さんが交じっていた。
私「お早うございます。今日はまたどうして?私の話は以前聴いてくれていますよね」
田中さん「日向さんの話は何度聴いても面白いんだよ。自分の体験に重なるところがあって、ついつい足が向いちゃうんだよ(笑)」
私「田中さんにそう言われると光栄です(笑)」
田中さん「船戸与一の残りを持って来たよ。まだ読み終えていないだろ?」
私「今、6巻目です」
田中さん「良かった。8巻目と9巻目、これで全部だよ」
私「有難うございます。感謝しています」
『満州国演義』全9巻(写真)の話である。
田中さん「実は日向さん、お願いがあって来たんだよ。私の担当している倫理塾に日向さんの会社から1名参加させてもらいたいんだけど、お願い出来ないだろうか。本当に素晴らしい勉強会だから、必ず会社のため、また本人のためになるので検討してもらいたいんだけど」
私「わぁー、ここで頼まれるかなぁ。田中さんに頼まれて断る勇気なんか私にはありませんよ(笑)。少し時間をください。考えてみます」
田中さん「ありがとう。本当にありがとう。やっぱり日向さんは素晴らしい人だ」

講話を終えて会社に戻る道すがら考えていた。
「確かに倫理を学ぶ若手社員が増えれば会社は変わっていくに違いない。倫理経営への基盤を築いていくために毎年1名ずつ受講してもらうというのもいい方法かも知れない。まずはやってみることだ。よし、やってみよう、決めた!」
前から考えていたことではあったが、きっかけがなかった。そのきっかけを田中さんが作ってくれたのである。会社に戻り、早速人選に取り掛かった。20代、30代の若手社員。まずは現場から出そう。しっかり趣旨を理解し、受け止めてくれそうな人。3、4人の候補を挙げてその中からK君に声を掛けてみることにした。工場長を呼び、話をし、すぐにK君を社長室に呼んだ。
                                 (平成29年作)

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

スポンサーサイト
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
フリーエリア