プール - 人事
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プール

過去のある身を見張られてプールかな



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いやぁ、混んでるの混んでないの。どうなっちゃってるの!と言いたいくらいの混み具合である。
駐車場の前で車の列が出来ていた。待っていても仕方ないので、脇のスペースに車を停めて建物の中を見に行った。浮き袋を持った子供達や親御さん達で溢れていた。プールの様子を見たいと思い、係の女性に頼んでみた。すると2階からなら様子が覗けるという。階段を上がると休憩所のような場所があり、そこも一杯である。ちょっと上がらせてもらってプールを覗いてみた。いやはや芋を洗うとはこのことである。休みの日は避けた方がよさそうである。早々に退散することにした。

次の日曜日である。朝9時からなので8時45分には到着していた。駐車場にはすでに何台か停まっていたが、入口のドアは閉ざされたままなので誰もいない。前のベンチに腰掛けて待っていた。5分前にゾロゾロと集まってきた。浮き袋を持った子供達を連れた家族連れが一斉に集まってきた。9時ちょうどにドアが開き、あっという間にホールは人で埋め尽くされた。私はすぐに2階へと上がり、誰もいないプールの写真を撮った(写真)。人の水着姿を写すのは禁止行為のようなので、無人のプールを撮らせてもらったのである。
入場券は自販機である。プールと風呂がセットになった800円の券を購入し入場した。ロッカールームで着替えを済ませ、娘に言われたキャップも忘れずにプールへと向かった。まだ15分も経っていないのに結構な混み具合である。係員の「ピッ!」という笛の音も聞こえる。私にとっては久し振りのプールである。
早速、歩行用と書かれたコースへ入って行った。深さ140センチと書かれている。胸の深さである。来る前に家でユーチューブを見てきている。「必ず痩せる!水中ウォーキングのダイエットに効果的な歩き方」というもので、丁寧に歩き方の方法を教えてくれていた。「なるほど、なるほど……」と頷きながら覚えてきたので、あとは実践あるのみである。水の中に入り、歩こうとしたが最初はコツが掴めない。お腹に力が入ることを意識しながら歩き始めた。少しコツが分かってくる。向きを変え、戻って行くと見張り役の女性が懸命に手振りをしている。私の方を見ているようにも見える。
「何だろう、誰に言っているのだろう?まさか、俺ではないだろうな。ちゃんとキャップもしてきているし……」
そう思いながら歩いて向こう側に着いたところで、黄色いメガホンを持った若い男性が駆け寄ってきた。
「スミマセン、プールの中では眼鏡は外してもらうことになっています」
「なになに、俺?あっ、そうなの!知らなかった」
                                 (平成29年作)

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