春の夜 - 時候
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春の夜

春の夜の歌手はマイクを離さない



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今回の旅でお世話になったのが、昨年もご一緒した安藤社長ご夫妻である(写真)。羽田空港でお会いした時から私のことを「先生」と呼んでくる。前回の旅行の時にブログを紹介し、それ以来ずっと読んでくれているようで「俳句はよく分かりませんが文章の面白さだけはよく分かります。よくああやって書けるものだと感心し、私達の間では日向さんのことを『先生』と呼んでいるんです。朝、会社に行って最初にやることが『ひこばえ』のチェックですから(笑)」と持ち上げてくれる。今回の旅の食事の席ではいつも隣同士で、お陰で本当に楽しい旅になったのである。
安藤社長は話が上手い。よくもまぁ、これだけ話せるものだと感心させられる。内容は兎も角も次から次へと話題を振ってくる。社長がいるところ、常に笑いが絶えない。絶妙なタイミングで絶妙な一言を繰り出す。
私「会社でもいつもこんな感じなのですか?」
奥様「いえいえ、会社では意外と大人しいんです」
私「えーっ、信じられない(笑)」
奥様「会社ではパソコンに向かって『ひこばえ』ばかり読んでいます(笑)」

宴会のあと10名ほどでカラオケルームに入った。前回の旅でご夫妻が揃って歌上手であることは知っていた。安藤社長が尾崎豊「シェリー」を熱唱する。本当に上手い。本物そっくりである。尾崎豊が乗り移って歌っているようにも聞こえてくる。咽喉は丈夫なようで張り裂けるような歌い方である。
私「上手いねぇ。尾崎豊そっくりだよ」
奥様「ちょっと、やり過ぎですよね(笑)」
私「これくらい徹底してやれば何でも本物ですよ」
奥様「仕事もこれくらいやってくれるといいんですけど、そっちの方はすぐに手を抜くんですよねぇ(笑)」

『シェリーいつになれば俺は這い上がれるだろう
 シェリーどこに行けば俺は辿り着けるだろう
 シェリー俺は歌う愛すべきものすべてに』
その夜、布団に入ってからも安藤社長の歌声が耳から離れなかったのには少々閉口させられた(笑)。
                                 (平成29年作)

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