2020年02月の記事 - ひこばえ
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Author:日向 亮司
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ひこばえ


2020年02月の記事

大寒

大寒や米の散らばる精米所



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昨年の暮、三重県の友人と飲んでいた時に「自分の所で採れたお米を送るので食べてみてください」と言われた。果たして数日後、10キロの玄米が自宅に届いた(写真)。
私「すぐに食べてみよう。美味しかったかどうかを連絡しなくちゃならない」
妻「ワー、お米、昨日10キロ買って来たばかりだよ」
私「先にこっちを食べればいいじゃん」
妻「待ってよ。玄米は精米をしなければならないんだから。たしかこの間、近くにあった精米所がなくなったばかりだから、どこか別の所を探さなくちゃならない……」
私「能見台に米屋があったじゃん」
妻「あそこは精米してくれない」
私「そうなんだ……」
そうこうするうちに年末となり正月が来た。
私「精米所は見つかった?」
妻「釜利谷街道沿いに自動精米機が置いてあるそうなんだけど……」
私「ヨシ、行ってくる。いつまでも食べずに置いておくのは申し訳ない」
妻「機械に入れると奥で詰まるとか書いてあったので菜箸を持って行った方がいいみたい」
私「詰まる?米だから詰まらないだろう」
インターネットで場所を確認し、機械の操作方法なども読んで頭に入れた。車で5分である。精米所の文字が見えた。何度も走っていながらこの看板が目に入らなかったのだから何を見ながら走っているやら、注意力散漫のようである。
専用の駐車場らしき場所があったので乗り入れてまずは中を覗いてみた。年の頃75才位の男性が中で精米をしていた。
私「スミマセン。初めてなので覗いてもいいですか?」
男性「どうぞ。米は持って来たの?」
私「玄米10キロ、持って来ました。ここに10キロまでが200円で10キロ以上が300円って書いてますけど、10キロの場合はどっちですか。200円ですか、300円ですか?」
男性「200円で大丈夫だけど、気になるんだったら少し残して入れるといいんだよ」
私「少しってどういうことですか?1キロ残して9キロ入れるってことですか?」
男性「そう。それなら間違いない」
私「それじゃ、残った1キロはどうするんですか?また100円入れるんじゃ同じことじゃないですか」
男性「まぁ、200円入れて途中で止まったら追加で100円入れればいいんだよ」
私「なるほど」
分かったような分からないような会話である。見ていると男性は精米の終わった米を袋に入れて取り出す時に機械の正面を平手で2~3回思い切り叩いている。バンバンバン!
私「なんで叩くんですか?」
男性「中に詰まっている時があるんだよ」
菜箸はここで使うのだろうか。その時、ジャーと音がして少し米が落ちてきた。
男性「ホラ……ナ」
私「……」

その日の夕飯はもちろん精米したばかりのお米である。
妻「美味しい。オカズにも合うし、サッパリしていてとても美味しい」
娘「ホントだ。いつものと全然違う。これ美味しいよ」
私「今度会った時に伝えておきま~す。注文方法も聞いておこう。ヨシヨシ(笑)」
                                 (令和2年作)




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