2018年11月の記事 - ひこばえ
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Author:日向 亮司
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ひこばえ


2018年11月の記事

虫の夜

虫の夜の文机に背を丸めをり



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「清帯山林気香来筆硯邊」を自宅で書き上げていた時だ。長女がやってきた。
長女「おっ、やってますね(笑)」
私「まぁね」
部屋に並べられた作品を眺めている。
長女「……」
私「どう?どれがいい?」
長女「どれがいいと言われても分かんないなぁ。亮司虫ばっかりが目に入ってくる」
私「虫?」
長女「それ、虫という字?」
私「虫の訳ないだろ!書だよ、書。書くっていう字を崩したんだよ」
長女「ハハハ、虫じゃないんだ。だけど虫としか読めない。虫という字を崩したら、きっとそんな字になるよ(笑)」
一同「ホントだ。虫に見える(笑)」
妻も次女も見に来て大笑いである。真剣に書いているというのに横で笑われたのでは敵わない。とは言いつつも良く見れば、なるほど「虫」という字に見えてくる(笑)。

習字を始めてしばらくたった頃、折角なのでと古文書入門の本を買って来た。よく旅館などで飾られた額の字が読めずに仲居さんに聞いたりするのだが、仲居さんも大体が読めない。ましてや、古文書が展示されたような博物館などに行くと、読める訳もなくいつも素通りすることになる。どんなものかは知らないが、まずは入門書でも買って読んでみようと思ったのである。
読み始めるとこれがなかなか面白い。<御座候(ござそうろう)>が出て来て<難有仕合奉存候(ありがたきしあわせにぞんじたてまつりそうろう)>が出てくる。たまには書道塾で習った字なども出て来て、「なるほど」とストンと落ちる。ドンドン読んでいくと最初は読めなかった字も自然と読めるようになってくる。同じ字が何度も出て来るのだから当たり前だが、読めればこれがとても楽しい。もう1年以上にもなる。
書道の祝賀会が終わった翌日の日曜日、称名寺の横にある県立金沢文庫に出掛けてきた。「西湖憧憬」という企画で室町時代の屏風絵などが展示されているのだが、たまたまそこで「古文書を読み解く」という勉強会があり、申し込んでおいたのだ。どんな勉強会なのか興味津々出掛けてきた。
                                 (平成30年作)




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