2018年06月の記事 - ひこばえ
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ひこばえ


2018年06月の記事

家康忌

天麩羅の油跳ねたる家康忌



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調べると、<天守は1657年の明暦の大火で焼失した>と書かれていた。たしか、門井慶喜著「家康、江戸を建てる」に天守建設のくだりがあった。二代将軍秀忠が造った天守のことである。家康が建てた慶長度天守、それを壊して秀忠が建てた元和度天守、さらにそれを壊して三代将軍家光が建てた寛永度天守。江戸時代260年のうちの最初の50年間は江戸に天守が聳えていたのである。
次に出たのが<1863年の大火で江戸城の本丸御殿が焼失した>である。<表も中奥も大奥もその時に焼失した>と書かれていた。
私「おかしいなぁ?」
妻「何がおかしいの?」
私「江戸城の無血開城が1868年なので、その5年前に焼失したことになっている」
妻「そうなの?」
私「黒書院の六兵衛が居座ったのが無血開城の時だから、黒書院が無いというのはおかしいんだけど……」
妻「本当にそこにあったの?」
私「さっき天守閣跡に建っていた看板にも書かれていた。『松の廊下』のすぐ近くだった……」

家に帰ってアマゾンで取り寄せたばかりの「江戸の町(上、下)──巨大都市の誕生(日本人はどのように建造物をつくってきたか)」を開いてみた(写真)。届いたばかりなので、出掛けた時には読んでいなかった。<なるほど、なるほど>面白い。小学6年生以上が対象と書かれているだけあって、とても読みやすい。内藤昌著、穂積和夫イラストレーション。全ページに絵が描かれていて、読んでいてとても楽しい。江戸の原風景から始まり、太田道灌の築城、家康の入城と続き、無血開城までで終わっている。黒書院の疑問はすぐに解けた。六兵衛が居座った黒書院は<江戸城、西の丸の表御殿>の中にあったのである。

来年5月1日に年号が変わる。天皇陛下のお住まいも変わることだろう。江戸城天守の再建話もあるようだが果たしてどのようなものなのか。あの広大な皇居の在り方は日本そのものの在り方でもあるだけに正しく判断してもらいたいものである。徳川家康公の名に懸けても(笑)。
(注)家康の死因を鯛の天婦羅による中毒死とする説もあり、江戸城では長く天婦羅を食べなかったとあった。
                                 (平成30年作)




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